1.展示場巡り

楽しめる時期は、子どもと一緒に楽しんでいく

展示場では、様々なイベントが開催されています。
動物に触れあえるイベント、特設遊具、美味しいオヤツ、全て無料のおもてなしです。
展示場の中に入れば、夢広がる空間と、子どもの遊びスペース。

後日の営業連絡やチラシが嫌だとか、勤め先の紹介で割引率が良くなる場合など、展示場に入るときに「名前書かなくても見学していいですか?」といえば、どこもすんなり迎えてくれます。

必要性に迫られていない時期であれば尚更、住宅用語に慣れる期間があると思って、ゆっくりと見学されてはいかがでしょうか。
後日には、怒涛の忙しさが待っています。

この段階で我々は、「釣り上げられる前の魚」なので、遠慮なく撒き餌を食べていればよいと思います。

例えば下記のような質問で、各社の価格帯や設備グレード感は養っていきましょう。
①2階建てで35坪の家なら、皆さん、ザックリいくらくらいで建てられてますか?
②このキッチンに、タッチレス水栓を追加するとしたら、いくらかかりますか?
③この視界に入る設備、どこまで標準でどれがオプションですか?

そして、時々でよいので、どこの銀行ローンを使おうかな、という下調べも行っていきましょう。

決断に向けて、心の準備に入る

展示場巡りは楽しいものですが、自分も歳をとっていきます。
今から30年ローン、35年ローンを組んだとき、払い終えるのは何歳だろうか。
マンションよりも戸建を選んでよいのだろうか。(私の試算では、同じ広さなら断然戸建のほうが安い)
中古物件や建売と比べて、注文住宅がベストな選択だろうか。

様々な迷いと、現実に出てきた物件情報(土地、中古、建売)を見ながら、あるいは新物件を心待ちにしながら、皆さん検討を重ねていくのだと思います。

その検討が終わるのは、やはり理想の(または妥協の)物件情報になります。

始めから注文住宅ありきで考えてきた人も、この土地なら頑張って注文住宅にしよう!と思える物件に出会えた人も、ハウスメーカーを決断するフェーズへと移行することになります。
うちも、「この土地を逃がしたくない」という思いから、展示場巡りから卒業することとしました。

土地の仲介手数料は、高いです。2,000万の土地なら712,800円、3,000万の土地なら1,036,800円にもなります。

この金額を、半額にする手段があります。半額で請け負う企業があるからです。
その業者さんが信用できるかの確認は自己責任になりますが、関東圏内なら、REDSさんは信用できるように思えました。私も実際にお会いしました。
ただ、私は実際にはREDSさんにお願い出来ませんでした。それは、既に土地売出しの仲介業者さんに土地を見せて貰っていたので、いわゆる「唾付き」の状態だった為です。

REDSさんなり、半額で請け負う業者さんにお願いするには、『土地の下見をする段階からREDSさんにお願いする』ということが必要です。

なぜ半額で対応できるかというと、そもそも土地の仲介手数料は、売り手と買い手の双方に発生します。3,000万の土地では、合計200万強の仲介手数料が一般的に発生しています。
売り手対応の大変さ(広告コスト等が発生する他、いつ売れるか分からないのに管理し続ける)に比べ、買い手対応は簡単(低コスト)らしいのです。その美味しいとこだけ安くやりますよ、というスタイルです。

一般的に、売り手が払う手数料と買い手が払う手数料が同額なのは、法律が定める上限だからです。

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