3.仕様決め

さて、迷いに迷ったハウスメーカーも一社に絞り、契約まで済ませました。
それまでは、「まだ、このハウスメーカーさんにお金を払うと決まってないから」との思いで、過度に営業さんの時間を使うようなことは遠慮していましたが、これからは我々の理想の新居を目指す、パートナーです。

自分なりに予備費も確保していたので、どんなデザインの家に出来るかなと、期待を膨らませていました。

ところが・・・。

現実は、ハウスメーカーと契約してしまった我々は、いうなれば「釣られた魚」になりました。

契約以降は、ハウスメーカーの良心頼りになりますが、桧家さんという会社からは誠実さを感じませんでした。いかに施主からお金を引き出すか、コスト削減して対応するか、そればかりをヒシヒシと感じ続けることとなります。

数多くのトラブルや理不尽さに直面しました。
むしろ、納得・満足できた部分のほうが圧倒的に少なかった。
(満足できた部分もあります!)

何度も大きなストレスを感じながらも、契約を解消するには多額の違約金を伴いますし、ローンの関係もあって、どうにか進めるしかありません。

幸い、弊宅を担当してくれた営業さん、現場監督さんは良心的だったので、一部は助かりました。但し、『施主 < 桧家本社』の扱いは一貫していました。
営業さんや現場監督さんまでハズレであったとしたら、それは恐ろしい限りです。

この仕様決めのフェーズ、おおよそ上棟あたりまでの約3ヵ月間、とても苦しい期間でした。
スケジュール・工程表を要求しても、「会社方針でお出ししない」(まともに作ってないんじゃないかと疑っています)とのことで、予定は小さなカレンダーに指差して、「このあたりで~を」と口頭説明でした。
全体像がイマイチ見えず、締切も突然やってくるような印象の連続。

あまりにも色んなことがあったので、個々にエピソード記事を書いていきたいと思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする